選手・監督 大切な仲間たち
監督
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現役選手による監督紹介
天のお告げ(悪魔の囁き?)を受け、突如、学生時代から打ち込んできた拳法から野球を始めた。最終的にはこの現代に、クラブチームという“カルト集団”を作り出した。人生の全てを野球に(最近は一部を息子に)捧げ、チームの勝利のために日々相手の弱点を突くための慧眼を磨き、メンバーの動向にも目を光らせる。ご本人は紳士と自称されておりますが、試合中は元・武道家だった血が騒ぐのか、サインミスや投手の乱調などを目の当たりにすると、ベンチ相手に「組み手」をする姿がしばしば目撃されている。スコア担当などで近くに座る場合は、より一層、試合展開への注意が必要。あとは、日本酒を呑むと悪酔いする傾向があるので、みんな気をつけましょう。【TI】 監督はチームへの愛をいちばん身体で表現しています。選手には我が子のように接し、メンバーにとっては父のような存在です。飲み会では朝まで選手につき合い、暑い夏も毎週グランドに立つ監督は、本当に○歳オーバーなのかといつも疑ってしまいます。ところが選手がなかなか期待に応えることができず、常にイライラさせています。時に試合中にベンチを蹴り倒し、時に頭を抱えてガッカリし、時にバットを持って対戦相手を半殺しにしたり! そんな監督を優勝して胴上げし、最後に、落としたいといつも思っています。試合では厳しい顔をしていますが、私生活といえば・・・息子Rクンにデレデレ。試合中の言動からはとても想像できないので、ぜひ必見です!!!【MO】 監督は選手より試合に参加しています。グランドでは持っている知識をフル活用して、選手に野球の深さを教えてくれます。チームにあっては、人として成長させてくれます。しかし夜お酒が入ると、歩いていて突然、電柱の陰に行き、立ちションをする監督の姿。こんな姿を見たとき、このようなことは「学んではいけない」ということを学ばせてもらえます。グランドでは見ることができないトンデモ姿は、場面によって気持ちの切り替えが大切だとのメッセージ。疲れているときには、信頼できる仲間とアホになることで、疲れを発散しようということです。そんな監督を見て、勝負のときは勝ちにいく気持ち、仲間といるときはアホになれる気持ちが大事だと学んだのです。【MO】 RBの現監督で、34年の歴史を誇るランナウェイズという奇怪な組織(OR、RA、RB、RSで構成)を作った張本人。グラウンドでは泣く子も黙る鬼監督。人格形成は終わった齢のはずなのに、怒鳴るわ、スライディングの実演はするわ、外野ノックは打つわ、朝まで飲むわ、話は長いわ、のやんちゃぶり(俺自身、何度怒鳴られたことか・・・)! ところがグラウンドを一歩出ると、「お洒落」と「笑い」にうるさい知識人。ともかく、皆でワイワイするのが大好きな子供と化す。お経のように話が長いのはいつものこと。朝まで飲むのも無茶振りも毎度のこと。それでも監督の許にはいろんな人が慕ってくる。俺の目にはそう映る。鬼と仏の顔を持つ、暴れん坊将軍なのだ。【YK】 監督をプロ野球で例えるのなら、“星野仙一+野村克也”です。試合中は、星野さんをリスペクトしていると言わんばかりの野次や罵声がベンチに響き渡り、サングラスの奥に潜む“負けは容認できん”というその瞳に、メンバーは戦々恐々としています(私だけでしょうか)。しかしミーティングになるとノムさんばりの理知的な野球理論が展開され、試合中とは打って変わって紳士的な印象になります。これらは総て監督が“野球好き”であるための行動であり、事実「本当に野球が好きなんだなぁ」と感じます。選手の悩みには真剣に向き合い、何とか選手を社会人として育てたいというその姿は、まさに「理想の上司No.1」に輝いた星野、ノムさんそのものだと思います。【YI】 ランナウェイズ創設から、34年以上も監督を続ける継続の神。会社人ながらもチームのマネジメントをこなし、チームが消化する年間50試合のほぼ全試合の指揮を執り、今でも時に投手を務める。監督からの心に残っている格言は、「たかが野球、されど野球」。“たかが”の野球をする日々が人生を築き、人間を作り上げる。そして「ひとつの中に全てがある」。ひとつの野球には、人間形成の全ての要素が詰まっている。さらには「嫌われることが指導者の役目」。好きと嫌いは同義語、好かれようとした時点で指導者ではなくなる。一児のパパとなった今も、メンバーのパパであり、リーダー役をも担い、今日も野球というツールを通じて、チームを、人間というものを問い続ける。【YN】 昨今の武将ブームとは裏腹に、メンバー間ですっかり「監督=将軍様」との声が途切れてしまったのは、武将になりきれない貧弱なメンバーの多さを物語っているのか。はたまた、彼の国の将軍様に衰えが見え始めてきたせいなのか。雨・槍が降ろうがチームを第一に考え、監督し続ける我がチームの将軍様。○歳を過ぎてもなお3回無失点でマウンドに立ち続け、猛暑の中でもノックの雨を絶やさない異常な体力と精神力。世にいう後継者問題も、幼少のご子息は誰にでも容赦なくボールを投げ込み、クリア。さあ、こんな将軍様に対し、メンバーの誰が次の将軍の座を狙っているのか。今日も武将になりきれない者たちの呻き声にも似た息遣いが、フィールドにこだまする。【MK】 この人、目が違う。と第一印象で思った。正確に言えば、年相応の目ではないと思った。○歳を過ぎた大人の目ってこんなだったかな? と振り返るが、違うよなぁと思う。何が違うかって? 目が死んでない。まだ何かやるぞって目をしている。老後は日向でお茶を飲んでとか、全く考えてなさそうな目である。 チームの20代の若いメンバーより、その目はギラついている。このチームで、連盟一部の優勝を狙っているからか? もう三人ぐらい子供を計画しているのか? 元編集者のノウハウと見た目の若さを利用して、アンチエイジング本でも出すのか? その目は何を意味しているかは判らない。ただ唯一言えることは、この監督からは目が離せないということだ。【TT】 現在、OR代表にして、我がRBの将軍様として、チームの構成員をまとめている監督。既に○歳を超えているが、チームでは最も血気盛んで、ピッチャーとして登板すれば、三振まで奪ってしまうほど! さらに飲み会では、毎度、朝まで飲み続けるという若さを持つ。そんな監督だが、野球ができているのは家族のお蔭である、という考えを表明する。だから節目、節目の行事には、メンバーだけでなく、家族も招待すべしとの方針を打ち出す。グランドでの言動からは想像もできないほど、紳士な一面を持つのだ。人は年を重ねる毎に落ち着いていくものかもしれないが、真逆であるパワフルさを身につけている監督。今後もグランドで、怒号を鳴り響かせてほしい! 【MK】 メンバーの誰もが認める程、知識が豊富で口が達者。もし「口喧嘩選手権」なるものがあれば、間違いなく金メダル候補である。この才能は、警察官さえも論破し、ひれ伏させてしまうほど。過日、明々白々な交通違反を咎められ、しかし論破できずにキップを切られたときには、しっかり捨て台詞を忘れないチャーミングな一面も。孫と見間違われるような息子さんがいるが、その息子さんの前では、見たこともない表情と話し方をする、典型的な親バカ監督である。RBが世田谷区軟式野球連盟の一部で優勝するまで監督を辞めさせてもらえないため、○歳を過ぎても毎週、真夏でもグラウンドに行かなければいけないという、かなり可哀相な監督でもある。【YT】 本物の“愛”を知る男。この男の言動を傍にいて観察すれば、“身内”という言葉の本当の意味が判り、それを実体のある空気として、肌で感じることができるだろう。それは、まるで日本の四季のように思える。時に肌を突き刺す厳冬の寒風となって選手たちを震え上がらせることもあれば、時には、実に朗らかで心地よい暖かさに身を包んでくれる。そこでは自然と、人の笑みが溢れるのだ。当チームの前身であるクラブチーム「ランナウェイズ」を中心となって立ち上げ、30年以上にわたって牽引してきたこの男の目指す“組織”こそ、現代の社会が求める“かたち”そのものなのである。この男の采配は、常に、そこにいる人間の力が“組織力”となって実を結ぶ。【TN】 話は長い。メールも長い。散々、怒られる。選手の誰もが感じていることだろう。野球にかける情熱は狂人的であると共に、深甚な文化的教養を持ち合わせ、本人曰く、民主々義者である。と、説明するにも困る人柄なので、監督を理解するにはおそらく会って話すことがいちばんだろう。監督は、メンバーに「今の日本がダメなのは指導者がいないからだ。メンバー全員に今後の日本を良くしていく指導者になってほしい」と本気で思っている。そして野球のみならずチームのイベントを通じて、選手にさまざまなことを教える。だから話が長かろうが怒られようが、監督に応えていきたいと選手は思う。メンバーにとって監督は、善し悪しの価値観を超越した存在である。【RH】 昨今の日本において、血の繋がる家族以外で、温もりを感じさせてくれる唯一の大人です。秩序と規律を守り(というか守らせる)ことに執着することで、我々選手は秩序の「ち」を理解することができています。過去にどんな悪事を犯していようが(むしろ前科者のほうがよし)、誰にでも平等に愛情を注ぎます。若い頃に、散々、悪いことをしたからこそ、今は老若男女に優しくできるのです。ただ、「壁に耳あり、障子に目あり」とはこの人のためにある言葉です。どんな小さな出来事でも、何故かお見通しです。小さければ小さい嘘ほど大好物で、重箱の隅を突付くように仕掛けてきます。見破られようものなら、そのことは、死ぬまで言われ続けますので、皆さまご注意を!【KI】 入団前、チーム体験に初めて参加したとき、いろんな意味で衝撃を受けました。話が長くて「よく判んない」。それから、毎週くらいの頻度で届く通信も。文章が長くて難しくって、バカな私にはよく判んない言葉がたくさん出てきて「何の話だっけ?」もしばしば。だけどそれは、メンバーのことを誰よりも考えているから。誰よりも野球のことを考えているからこその言葉なんです。こんなありがたい(?)言葉を毎回いただいているのに、改善されない僕らっていったい・・・。怒るのも納得かもしれないね。そんなわけで、いちばん野球が好きなカントクをヨロシクです。あっ、ミーティングの話と通信は、もっと簡潔にしていただけるとバカは助かります、カントク!【FS】 チームを強くするために、家族のようなチームを作るために、自身の想いを遂げるために、心身を共にチームに奉げている。その「話す力」と「圧倒的な存在感」から、時に敵を作ることも多い。だが誰もが、彼の掌で弄ばれているかのように感じることがあるだろう。このチームのメンバーになるにあたって、彼を自分の中でどう解釈するのかが、最初のハードルになるはずである一方で、その年齢からは想像もつかないほどの身体の柔軟性、そして、偏見とは最も遠いその価値観から、彼の顔には常に「義の心」が浮かぶ。彼が目指すものはどこにあるのか。単に自分の満足だけではなく、ランナウェイズ文化を通して、彼は多くのメッセージを投げかける。【MY】 クラブチームを30年以上も継続させ、今もって指揮を執っている男。これには、誰もが敬意を表さざるをえない。飾った言葉で薀蓄を語る下郎を嫌い、行動、結果での表現を求める。まさに指揮官である。メンバーには家族同様の愛情を注ぎ、国家権力に対しては考え得る限りの反発を見せる。時として我チームは、国家への反乱分子とさえ目される・・・。“我々は男の子である”。彼の口癖である。男であるから何なのか。男であるが故に男を信じ、時として男であるが故に、自ら責任を負わなければならない。そんな種類の男たちが、このチームには集まってくる。この戦国武将の下に、野武士たちが集まってくる。とんと平和なこのご時勢に、とんでもない集団である・・・。【KT】 RBを絶対的な存在力で支配するその姿は、某国総書記を彷彿とさせることから、いつしか「将軍様」と呼ばれるようになる。今や台湾に子会社々長として脱北した、SH氏の命名であるが、ハマり過ぎで、当人も苦笑するしかない。その将軍様は、味方ですら騙されるくらい意表を突いた采配で、これまで対戦相手を手玉にとってきた。噂によれば、過去に手玉にとった女の数も数知れずとか・・・。とても○歳を過ぎているとは思えないその風貌は、日本の平均的○歳男性のバイタリティ・性欲をはるかに超えている。もはや、本当に○歳を過ぎているのかどうかは、誰にも確認しようがないが、ひとつ言えることは、肉体年齢・性欲年齢は確実に30代であるということだ。【YK】 どこかの思想家のごとく、「自由」や「平等」を大きく謳い、メンバーみんなに好きに発言させてくれる・・・と思いきや、「監督の言ったことは絶対!」だと言って、メンバーの意見を一蹴してしまう。北朝鮮の正式名称が「朝鮮民主々義人民共和国」のくせに、「ぜんぜん、民主々義じゃないやん!」と素朴な疑問を抱いた、あの中学生の頃を思い出させるその独裁者ぶりに、誰もが一度は戸惑うことだろう。しかし、それもこれも勝利への執念が人一倍強いためだからである(でもそれを理由に、時として、理不尽な嫌がらせもする)。混迷する社会に生きる、我々、迷える現代人は、この人によって道を示されるのであろうか。はたまた、人の道を逸脱してしまうのだろうか・・・。【KO】 実家に程近いS区O町のマンションに元スコアラーで美人の奥さま、一人息子のR君と三人で暮らす。G大学法学部を卒業し、大手出版会社に就職。細身で色白、どこか余裕の笑顔、まさに良家の御曹司。しかし、試合に入ると学生時代、拳法部で培った血が騒ぐ。○歳を過ぎたにもかかわらず、相手選手を片っ端から野次り倒し、味方のチャンスには、鼻の穴を三倍くらいに膨らませ、自らの采配が的中すると、それについて解説を始める。試合後の居酒屋では、「ヨーロッパと日本の文化の違いについて」から、とても紙面に載せられない下ネタまで、話題は尽きない。なお、豊富な法律の知識は、交通違反の言い逃れと、チーム内罰金の説明以外に生かされたことはない。【NS】
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