~ベーラン頂上決戦~


人生のうちに出会える人は出会えない人の数よりも圧倒的に少ないと言われています。
また、人との出会いは偶然ではなく、必然であるとも。
しかしながらこの日は最後の最後まで粘ったにも関わらず、必然的に出会うはずの対戦相手に出会えず、
本来2試合組むところが1試合しか組むことができませんでした。


せっかく確保したグラウンド、週末に集まった選手たち、何より時間を無駄にしないために、この日は練習をすることに。
去る3月3日~4日の2日間に実施した春季強化合宿の成果の確認です。


昨年春、夏、共にベスト4と過去最高の成績を残しましたが、ここぞという場面での走塁のミスもあり、準決勝で敗退してしまいました。
所属する世田谷区軟式野球連盟一部で優勝するためには、走塁に関するスキルの向上が必須との教訓・理解から、春季合宿のテーマは「打球判断」でした。
春季強化合宿のテーマを継続する形でこの日2時間の練習の仕上げはベースランニング。
文句を垂れるメンバー・・・。とりあえず、つべこべ言わずに当日参加した選手全員で走ってみました。結果は以下の通りです。


02 K選手 16.51秒
26 O選手 16.66秒
22 K選手 16.57秒
21 A選手 16.99秒
23 S選手 17.08秒
33 A選手 17.08秒
12 T選手 17.35秒
07 K選手 17.45秒
08 K選手 17.88秒
29 M選手 18.09秒
15 N選手 18.47秒
09 M選手 19.53秒

▲09 M選手が群を抜いて遅いのは、三塁付近で転んでしまったためです。


1試合全力で戦った後だったから。
全力で2時間練習した後だったから。
想像以上に遅いタイムに言い訳を垂れるメンバー・・・。
走るルート、ベースの回り方など改善すれば、タイムが早くなりそうな選手が多かったように思われます。


さて、とりあえず1本走りましたが、これだけでは終わるはずがありません。
S監督の提案で一番遅い選手を決めることに。
一回目のタイムのワースト5人が2本目を走ります。
二回目のタイムは以下の通りです。


15 N選手 17.57秒
08 K選手 17.82秒
09 M選手 18.32秒
04 I選手 18.48秒
29 M選手 18.57秒

▲二回目の最下位は29 M選手。これで終了!?


ここで終了かと思いきや、そうは問屋が卸しません。
ワースト2のI選手とM選手の最終決戦!!
最終決戦は1対1のタイマン対決です。




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▲決戦前のI選手。どこから来るのか、絶対的な自信が伺えます。


S監督の落としたボールが地面に落ちたタイミングで両者スタート!!
両者同じようなペースで走りますが、M選手はかなり辛そうです。



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▲力走するM選手。三本目ともなるとさすがに疲れが隠せず、顎があがっています。


両者とも負けるわけにはいかない。
最下位決定戦とは思えない白熱した戦いに。

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▲なぜか笑顔で走るI選手。気がおかしくなったのか、心配です。

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▲ゴール間際。M選手が有利にも見えますが、果たして・・・



結果はまさかの同着!!
白黒つけない仲良しコンビでした。
参加した皆さん、お疲れさまでした。

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▲ゴール直後のM選手。足が限界なのか、丸くなって動けません。

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▲疲れて動けないI選手に駆け寄るS選手。30過ぎとは思えないかわいさが魅力です。