2017年ランナウェイズB新年会


ランナウェイズBの1年は新年会から始まります。
今年1年をどのように有意義なものとするか、昨年からの気持ち、決意を一新するためにも新年会は重要なのです。今年は特にランナウェイズとして40周年を迎える記念すべき年なので、その1年の最初を飾るこの新年会は特に重要な意味を持ちます。
今年の新年会企画は、「座禅体験」。座禅により自分を見つめ直し、勝利するために必要なマインドを養おうという目的で、西麻布にある、大本山永平寺別院 長谷寺(ちょうこくじ)を訪れました。



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▲立派な山門をくぐり、境内に入ると緊張感が高まります。


初めに歩き方や合掌の仕方といった作法を導師さまに教えていただいた後、いよいよ修行場所へと向かいます。20名強のメンバーが入れる広さの畳の大部屋で、うぐいす豆のような膨らみのある座布団が、人数分、円を描くように置かれていました。座禅を行う前に講習を受けます。
座禅にはいくつかの作法がありました。
まずは足の組み方。右足を左の太ももに載せ、左足を右の太ももに載せて、両膝とおしりの3点を使って身体を支えます。体が硬いメンバーにとって、この組み方は苦痛でしかなく、悪戦苦闘するメンバーが多数発生しました。次は、手の組み方です。右手を左の足の上に置き、その上に左の手を載せて両手の親指を自然に合わせて楽な姿勢をつくります。
視線の位置にも所作があり、45度視線を下げ1m先をぼんやりと眺めます。これで座禅を行うための準備完了です。この姿勢を保ちながら、心を落ち着けていきます。

1回目の座禅。
約20分間、慣れないながらも集中し、座禅を組みました。
姿勢を保った状態で、ぼんやりと目線を落とすというのは、意外と難しく、つい睡魔に襲われそうになります。
20分という時間は短いようで長く、終わった後は足が痺れて立つことのできないメンバーも出たほどです。
導師さまから座禅中に考えることをお話いただいた後、2回目の座禅へ。
1回目のときに比べると、少し慣れてきます。自分自身と対話し、意識の深いところまで問いかけをしていきます。座禅をすることで心を落ち着くことができ、自分を見つめ直すことができます。このときは集中できていたからでしょうか、初回より時間が短く感じます。

座禅の後には、導師さまから法話をいただきました。
学生時代に打ち込んでいた剣道での良い思い出も悪い思い出もすべて含めて、自身とかかわってきた人々への感謝をお話になりました。
最後に、「みなさん、野球ができて幸せですね」という言葉をいただき、改めて多くの人々のサポートを実感したメンバー一同でした。

長谷寺のみなさま、素晴らしい体験と法話をいただき、ありがとうございました。



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▲長谷寺にて。
この1年、メンバー一丸となって素晴らしい40周年にしていきましょう!!


夕刻からは居酒屋に場所を移して宴会のスタートです。
新年会では、メンバーそれぞれが1年の抱負を語るのが恒例になっていて、去年は絵馬に、今年は半紙に漢字一文字で抱負を表現しました。
昨年入団したメンバーの歓迎会も催しました。
内容は入団したK選手、A選手、M選手3人についての表のプロフィールと裏の顔。
この準備のため、担当班による徹底的な身辺調査が行われていました。K選手の奔放なプライベートのこと、A選手の意外なコスプレ好き、M選手の新婚旅行での意外な一面など。これまでRBのメンバーには知られていなかった(隠していた?)裏の顔が暴かれていきました。裏の顔まで明らかになって吹っ切れた3選手の新シーズンでは大活躍をしてくれるはずです!

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▲人間魚雷で有名なK選手。綺麗な字のように華麗なグラブさばきに期待です。

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▲壊れた信号機のK選手。今年は一段と気合が入っているようです。小学1年生で学ぶ漢字を間違えているように見えますが、今年は考えるだけでなくそのもう一本上を目指すということの意思表示なのでしょう!(きっと…)

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▲最近ストレスを溜め込みがちだというT選手。
今年はT選手のストレスを解き放つような大きな放物線に期待です。

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▲昨年入団したA選手。まずはお腹のでっぱりを「忍」ばせましょう。

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▲余裕の表情を見せるK選手(左から2人目。ボーダーの服)。RBに誘ったA選手に色々とばらされ窮地に…。K選手、秘密をばらしていい相手かどうか見極めることも大事なことですよ。


出会いがあれば別れもありました。T選手とY選手から退団の挨拶もありました。
さまざまな事情でチームから離れるものの、仲間でなくなるわけではありません。
2名からまた戻ってくる!という言葉があり、残ったメンバーからは戻って来い!待っているよ!と温かい言葉がかけられました。
 選手が退団してしまうことはさみしいことですが、チームは次なる戦いに備えて前に進まなくてはいけません。
さてRBではこのオフに股関節を軟らかくすることを宿題として課せられています。この日は昨年打率が1割代以下の選手(RBでは「1割クラブ」と言われ、何かとやり玉に挙げられます)に対しての中間報告の場が設けられました。

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▲退団のあいさつをするT選手。長い間中心選手としてチームを引っ張って行ってくれました。いろいろな思いが交錯したのか、思わず涙ぐむ場面も…。

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▲嫌味のない素直なキャラでメンバーみんなから可愛がられたY選手。戻ってくるときには「すみません」っていう口癖直して来いよ!!

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▲最近会社を立ち上げたというM選手。こんな硬い股間節では会社の行く末が心配されます。

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▲こちらはオフでかなり股関節を軟らかくしてきたN選手。これは今シーズンでの打率3割も間違いなし!?

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▲もともと股関節が軟らかいというO主将代行。こんなに軟らかいのになぜ1割クラブなのでしょうか?もしかして何かプライベートに問題が?

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▲今回の新年会には遠く長崎から主将のN選手が駆けつけてくれました。今年も試合への参加は少なくなりそうですが、遠く長崎からチームを支えてくれるようです。


最後はカラオケ大会です。
班対抗戦で、カラオケの採点を競います。負けた班はカラオケ代の支払わなければならないというルールのもと競ったので、負けられない戦いです。
カラオケは多くのメンバーが高得点を出し、班の括りに関係なく、自分たちの班の点数も忘れて大いに盛り上がりました。機械の得点に加えて監督の得点も加算されるため、パフォーマンスにも気合を入れるメンバーも出現したくらいです。

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▲去年の半ばから名古屋に転勤となったT選手。今回は久しぶりに駆けつけてくれました。松山千春を歌ったK選手に対抗して、松山千春の歌をそっくりに歌いあげます。

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▲お得意のアニソンを歌うO選手。2曲目にはメンバーみんなが合いの手をいれる盛り上がり様でした。

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▲スマップの名曲「オレンジ」を歌うY選手。
あまりに気持ちの入った熱唱に思わず目頭が熱くなるメンバーもいたとか。

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▲S選手、肉がはみ出しています。一方、A選手が髪を指でいじっているあたりは今年にかける意気込みの強さを感じさせます。

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▲最後は全員で恒例のシャネルズ『ランナウェイ』を歌い、最後まで盛り上がりました。

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▲採点表。多くのメンバーが90点以上をたたき出しています。
最後のハナミズキ対決のM選手の奥様はさすがの点数でした。


担当班のメンバーは昨年の夏季強化合宿で「果てしなくいい加減」な仕切りをしたメンバーでしたが、今回は隙のない見事な企画を実現してくれました。
そんな担当メンバーに感謝しつつ、いつも応援してくれる家族やGFやOBの皆さんの気持ちに応えるためにも、ランナウェイズBはランナウェイズとして40周年を迎える今年一年を感謝の気持ちを持って戦い抜きます。