RB VS 酷暑
<2015年8月>


早々に春・夏の大会に敗退した我らがRBは捲土重来を期すべく、今では高校球児も熱中症にさせるこの暑さにもチームのモットー「常に最悪の事態を想定する」を心がけ、しっかり対応しながらダブルヘッダー・トリプルヘッダーを戦っています。
そんなチームとしての取り組みの一部を紹介します。


◆夏を乗り切るための対策 その一
『前日に深酒をせず、ゆっくりと睡眠をとる』
暑いからこそビールも美味しくなる季節。
社会人となれば、重責としがらみの中で過ごす平日を終えた金曜日の夜は同僚・友人と楽しくお酒を飲んで、ついつい羽目を外したくなるもの。
しかしそこは、クラブチームの野球人であるRBメンバーは自覚が違います。様々な誘惑に折り合いをつけて帰宅し、翌日の猛暑に備えることをモットーとしています。
そうした自律の結果、試合後にもっと美味しいお酒がいっぱい飲めるのです。
勿論、時折明らかに二日酔いと思われるメンバーが見受けられることもありますが、それはきっとお酒の飲みすぎではなくアップのし過ぎで疲れているのです。そうに決まっています。

image_01

▲試合後の宴会でとぼけるT選手。
野球の前日は大丈夫ですよね?

image_02

▲同じく、試合後の宴会でとぼけるN選手。
飲みすぎての遅刻には注意しましょう。


◆夏を乗り切るための対策 その二
『冷たいドリンクを用意する』
暑さ対策として冷たいドリンクを買ってきていたとしても、グラウンドの猛暑は容赦なく冷たいスポーツドリンクを生暖かい砂糖水に変えてしまいます。そして、おっちょこちょいに至っては試合中にドリンクが足りなくなってしまうこともしばしば。
しかし、それらを看過してはチームのモットー「最悪の事態に備える」ことにはなりません。
そこで、我がRBでは毎週持ち回りのコーディネイト担当がスポーツドリンクと氷を用意し、キーパーには常に冷たいドリンクが用意されています。蛇口はボールが当たって折れ、ところどころへこんで年季を感じさせる姿になってはいますが、毎週しっかりと水洗いをされているキーパーは夏を乗り切る大事な仲間です。
まれにベンチの上でひっくり返されたり、氷とドリンクはあるのに肝心のキーパーが無かったりして、ベンチ周りや仲間の温度を一気に下げていることもありますが・・・。

image_03

▲ベンチに鎮座する夏場のお守り、冷たいドリンク入りのキーパー。
遠目から見ても明らかにぼこぼこですが、活動を支えるしっかり者です。


◆夏を乗り切るための対策 その三
『調子が悪くなったら早めに休憩』
熱中症対策の冊子も書いてありそうな当たり前のことですが、プレーしている本人は意外と気づいていないので、メンバー間でコミュニケーションをしっかりとることで最悪の事態を防いでいます。
ミーティングでしゃべっている内容に統一性が無かったり、牽制球をキャッチングではなくヘディングしたり、急に奇声を上げたりするようなメンバーには、手厚いフォローが必要です。決して、暑さにやられていない時からさして変わらない、というようなことは無いのです。・・・無い筈です。

image_04

▲暑さにやられて牽制球にヘディングを決めていたO選手。
 あまりの衝撃的なプレーに写真も撮れませんでした・・・。


image_05

▲チームでも抜群のスタミナを持つY選手でしたが、暑さとキャッチャーの防具とピッチャーのワンバウンド攻めの三重苦には、さすがに耐えかねたようです。


こうした対策の甲斐あって、ふらついているメンバーを見たような気がしなくもないですが、今年も何とか重症者を出すことなく8月を乗り切れました。
残暑厳しい9月には(地獄の)合宿も控えており、まだまだ油断は出来ませんが、チーム一丸となって秋の大会前にまずは暑さを軽々と乗り切っていきたいところです。


☆フォトギャラリー

image_06

▲試合をやることにかけては右に出る者はいないという、我がRBのS監督をして「中止では?」と思わしめた雨の日の一幕。
足場の悪い中、どっしりと沈み込むバッティングフォームですが、実は四球狙い!?


image_07

▲ベースコーチャーで指示を飛ばすK選手。
なぜか左右で手袋やらサポーターやらがアンバランスなのが、お洒落なのやら気になるのやら。


image_08

▲試合が終わり、雨も上がってほっと一息のS選手。
 愛車のベンツにまたがり、帽子で寝てしまった髪形の整えに余念がありません?