~緊急事態宣言下のRB~


4/6 緊急事態宣言が7都道府県に対し発出され、その後対象は全国に拡大。
さらに期間の延長(4/7〜5/6⇨5月末)と私たちはこれらの対応に振り回されることになりました。

「広大なグラウンド、無観客が常の状態で三密にはなり得ない。
     
何故にグラウンドを閉ざすのか。現に中学校のグラウンドは開放され使われている。何が違うのか。」
役人いじめが趣味のS監督の口撃も虚しくグラウンドは使えませんでしたが、「ならば、どうする?」と考えるのがRBの文化です。
    

整備されたグラウンドが使えないとしても、日本に空き地はあります。普段我々が試合前にアップをしている場所です。

ここを利用し自由参加の合同自主トレという形でチームとして鍛錬の場を提供し、緊急事態宣言下においても活動を継続することにしました。

メニューの考案者は昨年末チームに加入したI選手。
六大学野球からノンプロまで選手として活躍した確かな技術と185センチの体格から想像できない知性を買われ、今年からテクニカルコーチに就任しています。
この野球エリートから提示されたメニューは「ロングティー」何処にでもあるメニューじゃないかと思いつつ、いざトライ。


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                  ▲今期からテクニカルコーチに就任したI選手

すると全員ヘトヘトに。
彼曰く、「ボテボテの内野ゴロやポップフライを撲滅し強い打球を打つためのメニュー。強い打球は野球のエラーを誘い、ヒットの確率を高める。」とのこと。誰もが彼について行こうと思った瞬間でした。
     

会社からの指示、妻からの拘束、高齢の親と同居している等、様々な理由により、
合同自主トレに参加できないメンバー。
     

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                  ▲力強くスイングすることを心掛け練習に取り組んでいます
     




逆に毎週自主トレ参加し汗を流すメンバー。
この期間は同じチームにありながら、活動を共にすることができないもどかしさがあり、
前者と後者で精神的な距離が生まれないか心配する声もありました。
そこに純粋に仲間を思う愛情が垣間見え、S監督は感動し涙を流したとか流してないとか。。

5/25に緊急事態宣言は解除され、6月からはグラウンドが使える見通しが立ちました。
この二ヶ月は上述の通り試合は出来ず、終始練習になりました。


試合=アウトプット、練習=インプットと考えれば
十分にインプットする時間は取れアウトプットに向け有意義な時間だったとも思います。
来るべき公式戦に向け6月はチーム一丸となり真摯に野球に取り組んでいきます。