ランナウェイズB(RB)創立記念

ランナウェイズBの創立記念日がやって参りました。
今年で創立11周年。
時が経つのは早いですね。チームは小学校でいえばもう6年生、来年は中学生の年です。
毎年RBはチームの誕生を祝う会を開催し、家族を始め支えてくれた人々、応援をしてくれる人々、今はチームから離れていても、歴史を作ってくれた人々と共に、同じ時間と空間を共有します。
旧ランナウェイズから続くこうした考えは今年で37年を数え、RAとRBになってからは11年目を迎えたというわけです。

毎年、創立記念日には創立記念日イベントと銘打ち、紅白戦とパーティで一日を目いっぱい楽しみます。
創立記念日イベントと称するのは、毎年、担当メンバーが一日の企画を立て、会場を手配し、予算書を作り、総て手作りで実施するからです。
毎年いろいろな趣向があるので、担当以外は楽しみにしています。
今年の企画は何をするのかな・・・?
お楽しみください。


s 1. 創立記念イベント・前編
~RBの紅白戦~

お互い手の内を知っているから、愉快で意地悪満載なオープン野球です。
相手に不足なし(?)のガチンコ野球です。
MVP、MIPといった名誉ある賞がもらえるので、みんなオチャラケにはなりません。
誰もが負けず嫌いなRBの選手たちですから、紅チームも白チームも勝ちにこだわり、お互いに勝手知ったるメンバーの弱点を衝きます。
お互いに、日頃、不満に思っているプレーは野次という形で表現されるので、それはもう厳しいものです。
メンバー同士、知りすぎているというのも、こういう時は恐いものですね(笑)。
試合は接戦となりましたが、結果としてはえげつない野次に優れていた紅組が勝ちました。
試合が終われば、そこは同じ仲間ですから、最後は記念撮影をしてお互いを讃え合ったのでした。

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▲紅白戦のコミッショナーを務めたS監督を真ん中に、左側に勝利した紅チームの晴れがましい顔。
何故か負けた白チームも、屈託のない笑顔です。



2. 創立記念イベント・後編
~記念パーティ~

記念パーティのイベント企画は、まずは前編にあった紅白戦の表彰式から始まりました。
お互いに頑張ったご褒美がプレゼントされます。

MVPは勝利チームから今年、RBのマスコットの座を狙うT選手が獲得しました(東京Dランドのくまの○―さんに似ていると噂になっています)。
賞品は首に巻く熱中症対策のバンダナです。
MVPに相応しい賞品というよりT選手に相応しい賞品となりました。が、ここで問題が勃発。
授与されて使用しようとしたT選手の首には、何と長さが足りなかったのです。
こんな奇怪なこともあるのですね。

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▲MVPに選出され賞品を発表され笑いを堪えるT選手。



MIPは負けたチームから印象深いプレーをした選手に贈られ、 RBのマスコット・キャラ、S選手が獲得しました。
賞品は洗剤……、汚れたユニフォームをきれいに洗ってください、というメッセージなんて、MIPに相応しい賞品ですね。羨ましいです。

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▲MIPに選出され照れるS選手。腹の中では「MIPの賞品が洗剤かよ」と思ったそうですが、
そこは笑顔でカモフラージュ。名選手の鑑です。



さてさて紅白戦の成績発表を終え、メインイベントの時間です。
今年のイベント企画の内容は『RBの広告を作ろう』です。

ルールはいたってシンプル。A・B・Cの各チームが、RBを宣伝するとしたらどんな「ポスター」を作り、その意図をどのようにアッピールするか、というもの。

日頃チームに感じている思いを、客観化して表現し、その篤い思いをいかに洗練させるかの勝負です。

各班の代表が、仲間と作ったポスターを前にして、プレゼン形式でその魅力を語ります。

絞り込んだテーマや制作意図、訴求しようとするチームの魅力を発表し、「チーム愛」の深さを誇ります。

作品に対する評価は、当日ご参加くださったゲストの投票により決まります。

採点項目は以下の5項目でした。
・RBに相応しいアピールポイントか?
・アピールポイントと広告の中身の整合性?
・ビジュアル性
・遊び心
・プレゼンテーションの説得力

各プレゼンテーションには、メンバーのご家族の応援演説タイムもあり、ご家族の方々も巻き込んで、賑やかなものになりました。

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▲先頭はBチームO選手。言葉の巧みさと身振り手振りで、観客の心を掴むのが上手い。さすがナンパ師、
ナイスプレゼンです。ただ、若干落ち着きがないようにも見えます。プレーと似ています。
そこを救ってくれたのは、BチームS選手の奥様のエレガントな応援演説。場が一気に落ち着きを見せました。

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▲続いてAチームのI選手が登壇。チームで一、二を争うくらい、しっかりしていません(笑)。
ですから何を喋るのか、と誰もが戦々恐々としていたのですが……。
ところが意に反し、どうやら前日、しっかり者の奥様と特訓してきたようで、この日は別人状態の完璧プレゼンでした。

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▲最後はCチームのK選手です。まるで本物の広告屋さんみたいに、プレゼンが上手いのです。
口説き上手と噂されるのも、むべなるかな。会場はシーンと静まり返り、観客は唯、黙って聞き入ってしまいました。
逆にK選手の女房役のMさん、非常に巧みな話術で会場を一言で沸かせ盛り上げました。

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▲Aチームのポスター

テーマ:RBは結婚に不向きな男もサポートします
■製作意図:全女性に、快適な「夫」を提供するチームです。 結婚や家庭をもつと、夫婦にはお互いに何かと縛りが生じます。でも、少なくともRBの「夫」なら、女性にとって自由な時間を確保できます。 お互いの趣味を大切にすることで、夫婦円満をお約束します。

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▲Bチームのポスター

テーマ:野球への愛
■製作意図:グラウンドで思いっきりプレーしている姿と、決して諦めない気持ちを写真一枚で表現しました。 また、全員が週末の戦いを楽しみに、日々、職場や家庭で努力している姿や、何度失敗しても諦めず、皆で協力して次へ次へと前を向く姿勢をコラージュで魅せてみました。

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▲Cチームのポスター

テーマ:あくまでも野球が主役。サッカーの時代ではないことを、もう一度、周知する。
■製作意図:学生時代は野球に打ち込んでいたはずなのに、最近盛り上がるサッカー熱に流されてしまっている、あなた! サッカー日本代表が惨敗して思い知ったように、所詮、日本人にサッカーは向いていないのです。 流行に乗せられず、『やっぱ野球でしょ』と伝えたい。

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▲どのチームもプレゼン内容は素晴らしく負けていません。はたしてどこが優勝するのか。

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▲当日の総合司会、M選手。ポスター競争の最優秀作品賞を選ぶ投票の間、開票結果の行方をチェックしています。

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▲最優秀作品賞は、Aチームが獲得しました。得意満面のO選手、I選手です。
これはプレゼン内容を考えてくれた(としか思えない)I選手の奥様のお手柄かな。最高の内助の功と言えますが、
I選手はもっとしっかりしてね。来年はもっと良いとこ見せてくれるでしょう。期待しています。

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▲S監督の左側にいるのが、ご友人の某出版社のT編集長。こんなプロによる各ポスターの総評の時間もありました。

■T編集長からの総評
ポスターとは・・・√ いちばん初めに、何を伝えたいかを一目で判るようにすること。
ポスターの背景も、その伝えたいことを引き立てるためのものなので、背景にはこだわること。
文字の大きさや色合いなどで印象が全然違ってくるので、そうした細かいことにも注意をしましょう……などなど。

総評はさすがの一言でした。他にも鋭すぎる指摘を受けましたがRBメンバーの頭では整理ができず、残念ながらその鋭い指摘には皆、笑顔で脱帽でした。

今後、作品を制作するときには気をつけましょうね(笑)。


創立記念日イベントでは、今年度に入団した3人のお披露目もしました。
これからRBの歴史を作ってくれる大切な仲間です。
今後とも宜しくお願いいたします。

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▲左から、俊足好打のM選手、パワーヒッターのN選手、お笑い芸人のT選手。副将O選手の紹介を聞いていると、
何でRBのメンバーはこんなにも濃いキャラの人が集まるのだろうかと、ふと思いました。
何故かは判りませんが、そんなメンバーが集まるからこそ11年もチームとして続いているのかなあ、と改めて感じました。

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▲監督の有り難い締めのお言葉ですが、もう少し短くならないものでしょうか……。

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▲記念撮影にて創立記念イベントは終了です。また来年、チームの創立記念イベントが開催できるよう、
日々精進していきたいと思います。ではまた、来年お会いしましょう。