2014年夏合宿

去る2014年9月12日(金)より14日(日)まで、ランナウェイズB(RB)夏季強化合宿が行われました。今シーズン、世田谷区軟式野球連盟2部リーグ優勝を目標に掲げるも、春季大会は準決勝戦敗退、夏季大会は2回戦敗退という結果に終わってしまいました…。
残す大会は秋季大会だけとなり、まさに崖っぷちに立たされたような心境です。終わった大会を悔やんでも仕方ありません、我々はもう一度原点に回帰し、0(ゼロ)からのスタートを切る覚悟で合宿に臨みました。
副将、強化委員を中心に組まれた練習メニューは、各メンバーの弱点を補強するための特別強化メニューでした。合宿前日に知らされたメニュー内容に、メンバー全員がこの合宿にかけるチームの意気込みを感じ取ったのでした。

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お世話になった「ミンションやまざき」



そして迎えた合宿当日の9月12日(金)、それぞれの仕事をてきぱきと終わらせたであろうメンバー達は、数台の車に分乗し合宿先の茨城県神栖市「ミンションやまざき」に向かったのでした。
夕食を済ませ、全員が集まったのはおおよそ22時30分。まずは全体ミーティングです。強化委員からこの合宿の目的が伝えられ、監督からは秋季大会に向けた施策や激を飛ばされ、やや緊張気味のメンバー達。
1時間半に及ぶミーティングを終え「やれやれ終わったか」といった気分で、酒を酌み交わすのも自然な流れですが、そうというメンバーは一人もいません。全員が、明日から本格的にスタートする合宿を意味のあるものにしようと決意し、早々と床に就いたのでした。

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グランドへ向かう車中。この後の厳しさをまだ知らないG選手

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リゾート気分にさせる青空と白い風力発電機



合宿2日目の9月13日(土)、全員が7時に起床し宿舎のバスでグランドへ移動。目の覚めるような青空に、海岸線に並ぶ大きな風力発電機の白さが印象的です。
グランドの芝生に寝転んでボーっと出来たら何とも言えないリラクゼーション(^v^)… そんな気持ちもつかの間、まずは20分のランニングで気持ちも体も一気に合宿モードへ突入です。さあ、ここからは地獄の特別強化メニューがスタート。

■投手力強化・・・担当強化委員:T
投手に必要な要素(フィールディング・牽制など)や投球の質向上のためのトレーニングに徹底的に取り組む。
■内野守備強化・・・担当強化委員:Y
いわゆる1000本ノックの実践。とにかくノックを受け続ける中で、技術力・精神力を向上させる。
■打撃力強化・・・担当強化委員:N
とにかくバットを振り続ける。振って、振って、振りまくることで、力強いスイングの習得とミート力の向上に繋げる。

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ひたすらノックを受けるS選手
チームの要になるべく奮闘

一塁手起用が増えてきたO副将
たまには真剣に守備練習

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前に出て捕ることが課題のS選手
この合宿で700本以上のノックを受けた

虎視眈々と正三塁手を狙うG選手
思いっきりの良いプレーはチーム髄一

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最近、三塁手にコンバートのK選手
基礎の反復練習に抜かりがない

ノッカーを引き受けてくれたY選手
2日間で2000本は打ったでしょう

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公式戦スタメンを狙うO選手
とにかくバットを振り続けた

そのパワーが期待されるT選手
基礎に戻ってスイングの修正
N強化委員の目も真剣そのもの



ひたすら特別強化メニューをこなした2日間。誰一人弱音を吐くことなく、一人の脱落者も出すことも無く、すべてのメニューを全員がやり遂げたはず、そうだったと思います。
ただ一人、最年長のM選手を除いては…。そんなことも、小さなケガも、それはご愛嬌。メンバー全員が充実した2日間を過ごし、それぞれに収穫を実感した合宿となったのでした。
さあ、ここから再びRBの戦いが始まります。秋季大会の優勝を目指して!

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ケガをしたメンバー
を気遣う心優しき
O副将

すべてのメニューを終え合宿の総括を述べる監督
と、やりきった充実感を漂わせるメンバー達
充実感からかいつもより大きく見えるT選手が印象的



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決意を新たに再出発するRBのメンバー達