O監督お疲れ様会

そもそもランナウェイズ球団は、1977年に創設されたクラブチームです。 創設時のメンバーは、世田谷区軟式野球連盟の1部で優勝を遂げるなど、輝かしい成績を残してきました。 やがて時間と共に衰えを感じ始めたメンバーたちは、以後「勝つ野球」は若手にまかせ、「楽しむ野球」を続けることで、 ランナウェイズの伝統を継承していこうとしたのでした。

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2001年世田谷区軟式野球連盟主催春季大会1部優勝


前者をランナウェイズA(RA)、後者をランナウェイズB(RB)と命名し、加えて引退した選手や関係者、OBたちの集まりであるランナウェイズ・サポーター(RS)を作って、この3チームに分けたのです。2004 年初頭のことです。


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やがてRBの選手たちも徐々にRSに移籍し、入れ代る形で若手が入団してきました。今やRBも「勝つ野球」をRA と共に追及するチームになりましたが、年齢構成は完全に逆転。 こうして若々しいチームは、現在は2部に昇格し、発展途上のチームとして頑張っています(RA は現在も1部)


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参加した若き(1名除く)RB メンバー達



こうして今年、RA、RB は共に11 年目の年を迎えましたが、ひとつの大きな節目を迎える事になりました。 それはRA の二代目監督O 氏の勇退です。旧ランナウェイズの時代から昨年までの17年間、監督としては5年間という長い時間をこのチームで 過ごされたO前監督は、ちょうどRA誕生10年を区切りにユニフォームを脱ぐという決断をされました。 先日行われた「O監督お疲れ様会」にはRB の有志も参加し、RA の激動の一時代を、RA、RS のメンバーと共に振り返ったのでした。


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ご自分の功績を先輩方に熱弁するO前監督



会場にはランナウェイズ創設者であり初代監督、現RB監督のS監督、RS 所属のOBの方々、かつてメンバーのたまり場だった居酒屋「阿波の里」の亭主H氏、 チームの専属審判と言っても過言でないY氏……、そんな方々が出席された「お疲れ様会」は、心のこもった手作り感のある企画でO前監督の足跡を振り返り、 笑いの絶えない雰囲気で時間が過ぎていきました。O前監督の勇退により、RAのひとつの時代が幕を閉じたわけですから、共に戦ってきたメンバーにはやはり 一抹の寂しさが滲んでいるように感じました。しかし、それは同時に新しい時代のスタートでもあるのです。立候補し新監督に就任したのは、Mさん。 胸を張って、「新しい時代を作っていく」と宣言されました。こうしてランナウェイズの精神は受け継がれ、新しい時を刻んでいきます。

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共通の特技である暴投を慰め合う
お二人は大学時代の先輩後輩
(O前監督(左)、RS H氏(右))

采配が期待されるM新監督
実は名門、上○高校出身



RBは現在、来る秋季大会で、2部リーグを制覇し1部昇格することを目指しています。そしていつか、1部リーグの決勝で兄貴分であるRAとの対戦が実現することを夢に、 日々努力を重ねています。創設以来37年を数える歴史あるチームに、さらに輝ける歴史を刻む、それが我々RBメンバーの使命なのです。

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全員で記念撮影~ランナウェイズはひとつなのです~